安静時の何倍のエネルギーを使うかを表す単位。普通歩行が3メッツ、速歩が4.3メッツ。「メッツ×時間」で活動量になり、掛け算ができることが最大の利点です。
METs(Metabolic Equivalents)は、安静座位のエネルギー消費を1としたときの倍率です。3メッツの活動は、じっと座っているときの3倍のエネルギーを使う、ということ。
この単位が優れているのは、強度と時間を掛け算できる点です。4メッツの活動を30分行えば2メッツ・時。2メッツの活動を1時間行っても2メッツ・時。同じ量になります。
厚労省の身体活動・運動ガイド2023は、3メッツ以上の身体活動を週23メッツ・時以上と推奨しています。3メッツ未満(ストレッチ、ヨガなど)はこの計算に算入されません。
| 活動 | メッツ |
|---|---|
| ストレッチ | 2.3 |
| ヨガ | 2.5 |
| 普通歩行 | 3.0 |
| 掃除機がけ | 3.3 |
| 速歩 | 4.3 |
| 筋力トレーニング(中強度) | 5.0 |
| 自転車(通勤) | 6.8 |
| ジョギング | 7.0 |
| ランニング(時速8km) | 8.3 |
| 階段を上る | 8.8 |
近い強度の活動で代用して構いません。厳密さより、毎週同じ基準で数えることのほうが重要です。
推奨値の計算には入りませんが、柔軟性の維持や座位の中断としての価値はあります。ガイドの数値目標に入らないだけです。