「どのくらいきついか」を自分の感覚で数値化する尺度。心拍計がなくても使え、薬などで心拍が当てにならない場合の代替になります。
ボルグ・スケール(6〜20)や、簡略版の修正ボルグ・スケール(0〜10)が使われます。数字を機械が測るのではなく、本人が申告する点が特徴です。
一見あいまいに思えますが、実際には心拍数とよく相関することが知られています。人間の身体は、意外と正確なセンサーを持っています。
より実用的なのが会話テストです——文章で受け答えできる=ゾーン2相当。単語しか返せない=ゾーン4以上。器具は一切要りません。
| 修正ボルグ | 体感 | おおよそのゾーン |
|---|---|---|
| 2〜3 | 楽である | ゾーン1〜2 |
| 4〜5 | ややきつい | ゾーン3 |
| 7〜8 | きつい | ゾーン4 |
| 9〜10 | 非常にきつい | ゾーン5 |
薬を服用している、体調が優れない、暑熱環境——こうした条件下ではRPEのほうが実態に近いことがあります。数字が身体に優先することはありません。