座位・臥位で行われる、エネルギー消費1.5メッツ以下の覚醒中の行動。座位時間が長いほど死亡リスクが高く、運動量とはある程度独立しています。
ガイド2023が新たに導入した概念です。デスクワーク、テレビ、スマートフォン——覚醒しているが、ほとんど動いていない時間。
重要なのは、運動していれば相殺できる、とは限らないという点。朝に1時間走っても、残り10時間座り続けていれば、その分のリスクは残ります。ただし1日60分以上の中強度以上の身体活動によって、座位行動による死亡リスクの低下が期待できるとも報告されています。
対策は明快です——30分ごとに中断する。長時間の座位を頻繁に中断することが、食後血糖値・中性脂肪・インスリン抵抗性といった心血管代謝のリスク指標の改善に重要である、と報告されています。
報告されているのは指標の改善との関連であり、本サイトも断定はしません。
ガイドは具体的な時間を定めていません。研究で用いられているのは1〜3分程度の短い中断です。長さより頻度が本質と考えられます。
座位時間の削減としては合理的です。ただし立ちっぱなしも負担があるため、座位と立位を交互に切り替える運用が現実的です。