基礎代謝に身体活動レベル(PAL)を掛けたもの。「今の生活を続けたときに、体重が増えも減りもしないおおよその摂取量」です。
身体活動レベルは、日本人の食事摂取基準で3区分——低い(I)1.50、ふつう(II)1.75、高い(III)2.00。多くの会社員はII(1.75)に該当します。
重要なのは、PALが運動量ではなく生活全体で決まること。ジムに週2回通っていても、残りを座って過ごしていればIIのままです。座位行動を減らす効果は、ここに現れます。
本サイトはTDEEをダイエットの目標設定には使いません。運動を増やしたとき、食事も増やすべきかを判断するための数字として扱います。
| PAL | 値 | 該当する生活 |
|---|---|---|
| 低い(I) | 1.50 | 大部分が座位、静的な活動中心 |
| ふつう(II) | 1.75 | 座位中心だが、移動・立位作業・通勤・家事・軽い運動を含む |
| 高い(III) | 2.00 | 移動や立位の多い仕事、または活発な運動習慣 |
体重68kgの人が速歩を1時間で約240kcal。おにぎり1.5個分です。数字で見ると、運動の消費は思うより小さい——だからこそ、運動の価値は消費量ではなく体力の向上にあります。