体重1kgあたり1分間に取り込める酸素の最大量(mL/kg/分)。全身持久力の代表指標で、「体力の総合点」に最も近い数字です。
酸素を吸い、心臓が送り、血管が運び、筋肉のミトコンドリアが使う——この一連の系全体の性能を、一つの数字に圧縮したものがVO2maxです。
厚生労働省は性・年代別の基準値を示しています。18〜39歳で男性39・女性33、40〜59歳で男性35・女性30、60〜69歳で男性32・女性26(mL/kg/分)。
注目すべきは、年齢による低下幅が性差より大きいこと。そして、その低下の一部は加齢そのものではなく活動量の低下によるものと考えられています。
高いVO2maxは将来の死亡リスクの低さと関連することが多数の追跡研究で示されています。ただしこれは相関であり、因果の全てではありません。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 18〜39歳 | 39 | 33 |
| 40〜59歳 | 35 | 30 |
| 60〜69歳 | 32 | 26 |
非運動推定(年齢・BMI・運動習慣から)、12分間走(クーパー・テスト)、安静時心拍法の3つが手軽です。同じ方法で繰り返し測ることが大切です。
週の有酸素運動の大半をゾーン2に置き、その上に週1〜2回の高強度を乗せる。この配分が持久系では定石です。