健康と要介護の中間にある、心身の活力が低下した状態。可逆的——つまり、適切な介入で戻れることが最大の特徴です。
Frailty(虚弱)の日本語訳。健康な状態と要介護状態の中間を指す概念で、まさに「未病」の高齢期における姿です。
決定的に重要なのは、フレイルは可逆的だということ。要介護状態は戻りにくいが、フレイルの段階なら、運動・栄養・社会参加によって健康な状態に戻りうる。だからこそ、この段階での介入に意味があります。
身体的な側面(筋力低下・歩行速度低下)だけでなく、心理的側面(意欲低下)、社会的側面(閉じこもり)を含む多面的な概念です。
身体的フレイルには有効ですが、社会的な側面には人との関わりが必要です。運動を「人と行う」ことには、二重の意味があります。