日本人が「自分の足で動けなくなってから亡くなるまで」の平均的な長さ。この数字が、未病という領域が存在する理由そのものです。
最終更新:2026年7月12日 / 出典:
| 指標(2022年/令和4年) | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 平均寿命 | 81.05 歳 | 87.09 歳 |
| 健康寿命 | 72.57 歳 | 75.45 歳 |
| 差(日常生活に制限のある期間) | 8.49 年 | 11.63 年 |
健康寿命は3年に1度公表され、2022年値は男性72.57年・女性75.45年。前回(2019年)と比べると男性で0.11年短縮、女性で0.07年延伸しましたが、いずれも統計的に有意な差ではありません。
差そのものは2010年ごろから緩やかに縮小しています。ただし平均寿命も伸びるため、2001年からの推移グラフはほぼ平行線を描きます。「長生きになった分だけ、不自由な期間も一緒に伸びた」というのが、この20年の構図です。
| 区分 | 最長 | 最短 |
|---|---|---|
| 健康寿命(男性) | 静岡県 73.75年 | 岩手県 70.93年 |
| 健康寿命(女性) | 静岡県 76.68年 | 岩手県 74.28年 |
| 不健康な期間(男性) | 兵庫県 9.48年(最長) | 青森県 7.14年(最短) |
| 不健康な期間(女性) | 神奈川県 12.99年(最長) | 静岡県 10.31年(最短) |
男性の健康寿命で、静岡と岩手には約2.8年の開きがあります。個人の努力だけでは説明できない差——生活環境や社会的要因が関与していることを示唆します。健康日本21(第三次)が「健康格差の縮小」を目標に掲げているのは、このためです。